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Minecraft向けVPSの選び方・立て方|必要メモリと構築手順

公開 2026.09.17 約10分
MinecraftのワールドをVPSで複数人が遊ぶイメージ

Minecraft向けVPSのCPU・メモリ・ストレージの選び方と、Java版サーバーの構築、ポート、バックアップ、運用を解説します。

MinecraftのマルチサーバーをVPSに置くと、ホストのPCを起動したままにせず、参加者がいつでも接続できます。快適さはメモリだけでなく、CPUの単体性能、同時接続人数、ワールド、描画距離、MOD・プラグインに左右されます。

この記事ではJava版を中心に、VPS選びから起動、自動実行、バックアップまでを解説します。公式サーバーソフトの利用条件とEULAを確認し、非公式配布元から実行ファイルを取得しないでください。

Minecraft向けVPSの結論

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遊び方メモリの出発点選び方
少人数・バニラ2〜4GB高クロックCPU、簡単構築
5〜10人・プラグイン少数4〜8GBCPU余裕、NVMe/SSD、バックアップ
MOD・大人数8GB以上を実測調整CPU性能、増強の容易さ、監視
Bedrock版公式要件と人数で調整対応OS、UDPポート、クライアント互換性

これは目安です。メモリを増やすだけでCPUの遅れは解消しないため、tick時間とCPU使用率を測って調整します。

Java版とBedrock版を先に決める

Java版とBedrock版ではサーバーソフト、ポート、対応端末が異なります。Minecraft公式はJava Edition用サーバーとBedrock Dedicated Serverを別ページで配布しています。

PCのJava版でMODや豊富なプラグインを使うならJava版、スマホや対応ゲーム機を含むBedrock環境ならBedrock版を検討します。参加者が持っているエディションを確認してからVPSを契約してください。

VPSを選ぶ6つの基準

CPU性能

Minecraftは処理の一部が単一コア性能の影響を受けやすく、vCPU数だけでは判断できません。同じメモリ容量でもCPU世代や混雑で体感が異なるため、試用・短期契約で実際のtickを確認します。

メモリ

OS分を残し、Javaへ全メモリを割り当てないようにします。MODやプラグインを増やすと必要量が増えます。メモリ不足でOSがプロセスを停止していないかログを確認してください。

SSDとバックアップ

ワールド保存やチャンク生成ではストレージ性能が影響します。SSD/NVMe、空き容量、スナップショット、外部バックアップを確認します。バックアップ時は保存処理と整合性を考慮します。

リージョン

参加者に近い国内リージョンを選ぶと遅延を抑えやすくなります。全員が離れた地域にいる場合は、中間に近い場所を試します。

簡単構築イメージ

ゲーム向けVPSには、Minecraftを選ぶだけで初期構築できるイメージがあります。初心者には便利ですが、アップデート、バックアップ、ホワイトリストは利用者が確認します。

プラン変更

参加人数が増えたときに上位プランへ変更できるか、停止時間、縮小可否、追加費用を確認します。最初から最大構成にせず、実測で増強すると費用を抑えられます。

Java版サーバーを手動で立てる準備

Ubuntu VPSを更新し、専用ユーザーを作ります。

sudo apt update
sudo apt upgrade -y
sudo adduser --system --home /opt/minecraft --group minecraft
sudo mkdir -p /opt/minecraft/server
sudo chown -R minecraft:minecraft /opt/minecraft

公式ページが指定する互換Javaバージョンを導入します。バージョンはMinecraftのリリースで変わるため、固定の古い手順をそのまま使わないでください。

公式サーバーを取得して起動する

Minecraft公式ダウンロードページから対象バージョンのserver JARを取得し、/opt/minecraft/server/server.jarとして配置します。URLはリリースごとに変わるため、公式ページから確認します。

初回起動例です。

cd /opt/minecraft/server
sudo -u minecraft java -Xms2G -Xmx2G -jar server.jar nogui

初回生成されたeula.txtを読み、同意する場合のみeula=trueへ変更します。必要メモリはVPS容量とワールドに合わせ、OS分を残します。

ポートとファイアウォールを設定する

Java版の一般的な待受はTCP 25565です。

sudo ufw allow 25565/tcp
sudo ufw status numbered

事業者側のファイアウォールでも許可します。Bedrock版はUDPを使用するため、公式資料とserver.propertiesのポートを確認します。不要な管理ポートやDBを全世界へ公開しないでください。

systemdで自動起動する

/etc/systemd/system/minecraft.serviceの例です。

[Unit]
Description=Minecraft Java Server
After=network-online.target

[Service]
User=minecraft
Group=minecraft
WorkingDirectory=/opt/minecraft/server
ExecStart=/usr/bin/java -Xms2G -Xmx2G -jar server.jar nogui
Restart=on-failure
RestartSec=10

[Install]
WantedBy=multi-user.target
sudo systemctl daemon-reload
sudo systemctl enable --now minecraft
sudo systemctl status minecraft
sudo journalctl -u minecraft -f

停止前にワールドを安全に保存する方法を検討し、強制終了へ依存しない運用にします。

server.propertiesの基本設定

  • motd:サーバー一覧の説明
  • difficulty:難易度
  • gamemode:ゲームモード
  • max-players:最大人数
  • view-distance:表示距離と負荷
  • white-list:参加者制限
  • online-mode:正規認証に関わる設定

公開サーバーはホワイトリストを有効にし、OP権限を必要な人だけへ付与します。認証を弱める設定を安易に使わないでください。

バックアップとアップデート

ワールド、設定、ホワイトリスト、プラグイン・MOD構成をVPS外へ保存します。バックアップ前に保存を確定し、復元用VPSでワールドを開けるか試します。

バージョン更新前は必ずバックアップを取り、MOD・プラグインの互換性を確認します。いきなり本番ワールドを更新せず、コピーで起動試験を行います。

重い・ラグが出るときの確認

  1. CPU使用率とtick遅延
  2. メモリとスワップ
  3. ディスク空き容量・I/O
  4. 同時接続人数
  5. 描画距離とエンティティ数
  6. MOD・プラグインの負荷
  7. ネットワーク遅延

メモリだけを増やす前に、どの資源が詰まっているか測ります。ワールドの事前生成や設定調整で改善する場合もあります。

よくある質問

無料VPSでも遊べますか

検証はできても、CPU、メモリ、停止条件、通信制限により安定運用が難しい場合があります。大切なワールドは外部へバックアップし、継続プレイは有料プランを実測比較してください。

サーバーソフトは無料ですか

Minecraft公式はJava版とBedrock版のサーバーソフトを無料で配布しています。ただしゲームの所有条件、EULA、利用ガイドラインは別途守る必要があります。

MODサーバーは何GB必要ですか

MODパック、人数、ワールドで大きく異なります。配布元の推奨値を確認し、8GB以上も候補にしながら実際の使用量で調整します。

まとめ

Minecraft向けVPSは、CPU、メモリ、SSD、リージョン、バックアップ、増強のしやすさで選びます。Java版・Bedrock版を先に決め、公式ソフト、専用ユーザー、必要ポート、systemd、ホワイトリストを順に設定しましょう。一般的な選び方はVPSおすすめ比較も参考にしてください。

本記事は情報提供を目的としたもので、契約・投資判断はご自身の責任で行ってください。